本当に良いサプリメントとは、どのようにすれば見極めることができるのでしょうか。
今回の記事では、サプリメント選びに必要なポイントをまとめてみました。
- 1. 幅広い種類の栄養素が正しく配合されているか 栄養成分表示をチェックしよう
- 2. 配合バランスは適切かどうか
- 3. バイオアベイラブル(生体利用率)を考慮した設計かどうか
- 4. 現代人に必要な栄養素が充分な量で含まれているかどうか
- 5. 製品の安全性が証明されているかどうか
- まとめ: サプリメント選びは自分に合ったものを総合的な視点から判断しよう
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1. 幅広い種類の栄養素が正しく配合されているか 栄養成分表示をチェックしよう
栄養素は組み合わせが大切
栄養素の量と効力は比例しません。
なぜなら、一つの栄養素は単独で働くものではないからです。
栄養素は、他の栄養素と協調しながら効力を発揮します。
だからこそ、良い栄養補助食品、サプリメントは、
ビタミン、ミネラル、バイオフラボノイド、αリポ酸、コエンザイムQ10、抗酸化物質など、幅広い種類の必須栄養素を配合しています。
成分含有量と栄養成分表示をチェックしよう
残念なことに、市場で「マルチビタミン」「総合サプリメント」と名のつく製品の多くは、
コストの高い栄養素を省いて製品化していたり、もしくは、栄養素の量を減らして構成されていることがあります。
配合成分の含有量と栄養成分表示を100%保証しているかどうか、についても、大事なチェックポイントになります。
ぜひ、栄養製品の製品ラベルをチェックして、確認してみましょう。
2. 配合バランスは適切かどうか
栄養製品には、互いに作用し合い、相乗効果が得られる配合バランスが重要です。
良い栄養補助食品、サプリメントは、組み合わせのバランスが取れているため、身体の中で相乗効果が生まれます。
栄養素同士の相互作用により、体内での吸収率を高め、効率よく働き、生命維持活動を促すのです。
バランス調整を行っていないサプリメントは、特定の栄養素で偏ってしまうことにより、他の栄養素の吸収を妨げるなど、逆に有害になることもあります。
あなたが、今、使用しているサプリメントの栄養成分がバランスよく配合されているかどうか、チェックしてみてください。
3. バイオアベイラブル(生体利用率)を考慮した設計かどうか
吸収されずに排泄されるだけなら、サプリメントを摂る必要はありません。
ビタミンやミネラルなどの栄養素は、人体に吸収されやすいものもあれば、吸収されにくいものもあります。
吸収されやすいものは、人体が活用しやすい栄養素ということになります。
良いサプリメントは、腸管で吸収された後、全身を循環する割合が高くなるよう、設計されています。
※:バイオアベイラブル(Bioavailable)とは、微量元素が血液に入り全身を循環する割合のことです。また、バイオアベイラブル、生体利用率については、生物学的利用能 (Bioavailability)として、化合物が生体系に吸収されるか、または、生物学的活性の部位で利用可能になる、その度合や割合(率)であると定義されています。
4. 現代人に必要な栄養素が充分な量で含まれているかどうか
適切な量の栄養素を補給しよう
毎日摂取する栄養素は、過剰または過小摂取ではなく、適量の栄養摂取が必要です。
たとえば、米国の場合、米国政府機関はRDA(※)のガイドラインを設定し、国民の栄養摂取に関する対策を立ててきました。
しかし、RDAはもともと脚気や壊血病などの深刻な栄養欠乏症の減少を目的としているため、予防に必要とされる最低量が設定されています。
日本の場合も、RDAは、戦後の食糧事情による栄養不足を考慮して設計されました。
そして、現在では、日本人の食事摂取基準が定められています。
基準値が定められているとは言え、現代的な食事に含まれる栄養価の低下、不規則でバランスの欠いた食事、食品添加物、ストレスなどのさまざまな理由から、現代人は栄養不足になりがちです。
また、現代人の健康を支えるために必要な栄養量は、ライフスタイルや生活習慣などの個人差によっても変わる可能性があります。
サプリメントを選ぶ時は、あなたにとって、本当に必要な栄養素が十分な量摂取できるかどうか、あなたのライフスタイルに合わせて考慮する、という点が重要なポイントになります。
※米国のRDA:ビタミン、ミネラル、及び、他の栄養素に関する1日あたりの推奨栄養所要量(米国科学アカデミーの連邦調査審査会食品栄養局規定)
※:過去の日本では、戦後、旧厚生省によって定められた栄養所要量 (Reccomended Dietary Allowance; RDA) という一日あたりの摂取量の目安を示した基準値がありました。その後、新たに策定されたのが、現在の食事摂取基準 (Dietary Refarence Intakes: DRIs) です。日本人の食事摂取基準は、疾病の治療が目的のものではありません。これは、健康増進の目的で摂取される食品について考慮された基準値になります。
5. 製品の安全性が証明されているかどうか
サプリメントから長期的に摂取することで有害な結果を引き起こす栄養素もある!?
実は、すべての栄養素が高容量で入っていればよい、というものではありません。
高品質な栄養補助食品、より高い安全基準で設計されたサプリメントは、鉄分やプリフォームド・ビタミンAといった栄養素についての含有を避けています。
なぜなら、これらの栄養素をサプリメントとして長期摂取すると有害になることが科学的に報告されているからです。
ほかにも、食事生抗酸化物質を不必要に高容量摂取した場合、それまで想定してきたようには健康に影響を与えないか、または、わずかながら死亡率の測定可能な増加を引き起こす可能性があるという報告例もあります。
cf; P101-P102, CHAPTER 9: PRODUCT RATING CRITERIA / NutriSearch Comparative Guide to Nutritional Supplements™ 6th Edition
医薬品GMP基準、国の基準、第三者機関の認定も要チェック!
高品質な栄養製品は、品質設定基準の維持を目指し、どの粒を摂取しても、配合成分の品質と安全性が保たれるよう、配慮して製造されています。
医薬品GMP基準の製造規範に基づいて製造されている栄養製品が、ベストだと言えるでしょう。
また、各国間の政府が定める法律を順守し、国際的に信頼の置ける第三者機関からの認定を得ているかどうかについても、ぜひ、チェックしてみてください。
まとめ: サプリメント選びは自分に合ったものを総合的な視点から判断しよう
賢明な読者の皆様なら既におわかりのように、
栄養不足を回避するための摂取量と、健康状態を最適化させるための摂取量とでは、必要な栄養素の量に違いがあります。
サプリメントを選ぶときにもう一つ考慮する点は、一緒に配合されている栄養成分の比率です。
つまり、栄養素の組み合わせが大事なのです。
もしかしたら、あなたがサプリメントを選ぶとき、単体の栄養素を自分好みで、独自に判断して製品をピックアップしているかもしれません。
しかし、もしもそうだとするなら、それらの栄養成分は、他の栄養素の影響を受けているかもしれないのです。
このように、影響しあうそれぞれの栄養素が体内で正しく使われるよう、お互いの栄養素には充分量が必要なのです。
たとえば、身体は、健康な骨を維持するために、カルシウムに加えて、適切な量のマグネシウム、ビタミンK、ビタミンDを必要としています。
栄養素同士の関係性は、とても複雑です。
高品質のマルチビタミンとミネラルの、いわゆる総合サプリメント(マルチビタミンサプリメント)は、栄養素同士の相対関係の複雑さを充分に理解されたうえで作られます。
そうした栄養製品は、適切な量と正確なバランスを保っています。
そして、それらの栄養成分は、身体で使われるために、使われやすい形で体内に届けられます。
あなたの心と身体に合った高品質なサプリメントをお選びいただくことで、あなたの活気に満ちた健康的な毎日をサポートするのに役立つ健康基盤を築くことになるでしょう。
そして、忘れてはならないのは、野菜や果物などの健康的な食事を充分に摂ったうえで、サプリメントや栄養補助食品を活用する、ということです。
決して、サプリメントや栄養補助食品だけに頼るのではなく、それらはあくまでも健康維持を目的として安全に使用するものである、という認識が必要です。
真の健康は、今ここから、体験していくことができます。
あなたと、あなたのご家族、皆様にとって、
本当の健康、心、身体、スピリットの真の健康と真の豊かさを、
たくさん分かち合い、自由に体験していくことができますように。
今回もお読みいただきまして、本当にありがとうございました。
※これらは典型的な結果ではありません。いかなるヘルスプログラムやフィットネスプログラムにおいても、健康維持や長期的な減量を成功させるには、賢明な食事プランや定期的な運動が不可欠です。結果は個人によって異なります。
*ユサナは、最高品質の製品を製造し、その内容成分量を保証しています。ご自身やご家族の皆様に正規品をご利用いただくため、ユサナ製品は、ユサナアソシエイトまたはUSANA.com からご購入いただきますよう、お願い申し上げます。
*本品は、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
*この文章は食品医薬品局(FDA)の評価を受けておりません。この製品は疾病の診断、治療、治癒、予防を目的としたものではありません。