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グルタチオン あなたの知らない驚くべき解毒分子

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グルタチオンは、それを経口摂取しても、体内の消化酵素で分解されてしまうため、体内でグルタチオンとしてほとんど利用されません。

 

しかし、最新の科学的研究によると、細胞の中でグルタチオンの産生量を増加させることができる栄養素の組み合わせが明らかになりました。

 

真の健康のためには、細胞が毒素などで肥大化することなく、縮小した状態を維持する必要があります。

 

今回の記事では、内因性抗酸化物質グルタチオンの3つの形体と、体内でグルタチオンの産生量を増加させる方法について、USANAの科学情報記事:Ask the Scientistsからご紹介します。

 

 

 

グルタチオン あなたの知らない驚くべき解毒分子

 

@USANA - THE HEALTHIEST FAMILY ON EARTH

 

出典:Ask the Scientists
GLUTATHIONE – THE AMAZING DETOXIFICATION MOLECULE YOU MIGHT NOT KNOW
 

 

 

 

体内で最も豊富な分子は、何でしょうか。

 

(ヒント:それはです。)

 

 

そして、あなたはがあなたの健康にとってどれほど重要なのか、おわかりだと思います。

 

しかし、あなたの体の中で、水分子多く存在しているのが、グルタチオン分子(glutathione)だということを、ご存知でしたでしょうか。

 

 

グルタチオンは、トリペプチドです。

 

トリペプチドとは、3つアミノ酸で構成された小さなタンパク質のことです。

 

 

グルタチオンは、これまで体内で最も過小評価され、正当に評価されてこなかった分子である可能性があります。


グルタチオンが、あなたの健康にとって重要な理由がたくさんあります。


このタンパク質体内のあらゆるところに存在しているということは、それが身体にとって重要であるということを意味しています。


グルタチオンは、あなたの身体すべての細胞の中で見つけることができます。

 

そして、これこそが、あなたが今回の記事を読むに値する理由なのです。

 

 

グルタチオンの形体とその機能

 

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グルタチオンの最も単純な定義は、グリシンシステイングルタル酸3基アミノ酸で構成される小さなタンパク質である、ということです。

 

しかし、それは、いくつかの異なる形体産生されるものであり、非常によく似た酵素として働いています。

 

混乱を避けるために、先に進む前に、まず、語彙を整理してみましょう。

 

 

GSH - 還元型グルタチオン

 

ほとんどのグルタチオンが、還元型です。

 

GSHグルタチオン同じ意味で使われることがあります。

 

GSHは、電子供与体であるため、還元型です。

 

還元型とは、還元酸化化学に深く関わることなく、電子放出し、電子総数減らすことのできる物質のことです。

 

もっと簡単に言ってしまえば、酸化した他の分子に対して、自分の電子分け与え続けても、それ自身は酸化しない、ということです。

 

 

また、GSHのことを、活性分子、すなわち分子の形体で活発に働く分子と考えることもできます。

 

それは、細胞内で働き、フリーラジカルや他の酸化物質を中和(還元)し、細胞還元状態に保ちます。

 

 

文字通り、細胞のあらゆる生化学反応は、細胞が縮小した状態であることを必要とします。

 

細胞が縮小した状態であることを止めてしまうと、(つまり、細胞がフリーラジカルや毒素によって肥大化してしまうと)、私たちの人体生命活動停止することになるのです。

 

 

GSSGとGR - グルタチオンの再生 酸化型グルタチオンとグルタチオン・レダクターゼ

 

酸化分子は、還元分子反対の性質を持ちます。

 

酸化分子は、電子を失った状態にあるため、代わりの電子を必要とします。

 

GSHは、酸化分子にその電子供与します。

 

そして、GSH自体が電子を与え続けた後に酸化してしまうと、グルタチオン・ジスルフィドGSSG)の形体になります。

 

 

GSSGは、2個GSHが両方とも電子放出した後で結合する時に形成されます。

 

これは、それぞれ酸化したGSH分子硫黄原子結合によって達成されます。

 

そして、グルタチオン・レダクターゼGR)の酵素の助けを借りて、もとの仕事に戻ることができます。

 

この酵素は、2個還元型グルタチオン分子再生をもたらす反応触媒します。

 

 

GS-X - 分子タグゲーム グルタチオン抱合体

 

もしかしたら、この形体のグルタチオンについてはあまり聞いたことがないかもしれませんが、GS-Xは非常に理解しやすいです。


グルタチオン分子タンパク質毒素、または他の化合物結合すると、GS-Xと呼ばれる分子になります。

 

以下、グルタチオンGSHと同じ意味で扱います。

 

他のグルタチオン形体については、その名称、または、略語表記します。

 

 

抗酸化型としてのグルタチオン

 

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抗酸化物質は、酸化物質を中和(還元)するものとして広範囲定義されています。

 

これは、フリーラジカルと交換可能なものとして使用されることが多いです。

 

 

しかしそれは、電子利用可能性必要性に帰着します。

 

電子は、ペア・つい)で存在したいのです。

 

分子は、電子(つい)にしたい強い欲求があり、それはどの程度の強い酸化物質であるか、または、抗酸化物質であるかを決定します。

 

 

抗酸化物質は、酸化された反応性物質電子供給することによって、抗酸化力発揮します。

 

これは、酸化安定化させ、細胞酸化状態低下させます。

 

 

グルタチオンは、細胞内に最も多く存在する、顕著な水溶性抗酸化物質です。

 

そして、それは、体内で作られた強力内因性抗酸化物質です。

 

 

タンパク質構造は、体内の酸化物質還元するうえで非常に良くできています。

 

システインに含まれる硫黄原子を、他の2基アミノ酸グリシングルタミン酸)と一緒に配置することが重要です。

 

これにより、グルタチオンは、より良く電子受け取りやすくなり、電子放出することができます。

 

これは完璧な分子構造働きであると考えることもできます。

  

 

グルタチオン分子再生して、フリーラジカルを捉えて、還元することができるよう、上記のプロセスが行われます。

 

これは、還元型サイクル(Redox Cycling)と呼ばれ、時折、内因性抗酸化物質酵素食物性抗酸化物質よりも強力であることの理由になります。

 

 

食事から取り入れる抗酸化物質食事性抗酸化物質または外因性抗酸化物質)は、1個、または、2個電子抗酸化型反応電子消費される傾向があります。

 

しかし、内因性抗酸化物質は、還元サイクルを起こすことがあります。

 

つまり、これは、還元酸化の間を容易行き来できる、ということを意味しています。

 

 

内因性抗酸化物質は、このプロセスを促進するための具体的なメカニズムを持っています。

 

(たとえば、GRについて考えてみてください。)

 

これは、数千個ではないにせよ、何百もの抗酸化反応繰り返す方法なのです。

 

訳注:内因性抗酸化物質であるグルタチオンは、電子を豊富に保持することができるため、フリーラジカルに対して次々に電子を供給します。グルタチオンは電子がなくなっても、再びグルタチオン・レダクターゼ(GR)の力を借りて還元プロセスに戻ることができます。これは、食事性抗酸化物質(外因性抗酸化物質)の数10倍〜約100倍の効力を持つと言うことができます。

 

 

グルタチオン再生プロセス効率は、細胞健康な状態に保つために重要です。

 

GSH-GSSG比率、つまり、還元型グルタチオン酸化型グルタチオン比率は、代謝の効率、そして、細胞における酸化ストレス重要な指標になります。

 

 

グルタチオンと自然の解毒プロセス

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グルタチオンは、身体のあらゆる細胞に存在します。

 

しかし、肝臓細胞におけるグルタチオン濃度は、他のどの部分の細胞よりも7〜10倍高いのです。

 

これは、トリペプチド肝臓フェーズⅡ解毒第Ⅱ相解毒)のプロセスにおいて重要役割を果たすためです。

 

 

フェーズⅡ解毒は、細胞身体から除去する必要のある様々な分子代謝するプロセスです。

 

最も一般的な例は、これらの分子グルタチオン結合させた物体です。

 

 

グルタチオンは、別の酵素のファミリーであるグルタチオン-S-トランスフェラーゼの助けを借りて、毒素に潜入し、その危険性警告します。

 

これは、あなたの体内では生成されていない化学物質、(つまり、身体の外部から入り込んだ毒素)、を除去するのに役立ちます。

 

学名は、ゼノバイオティックス(Xenobiotics)、薬物代謝です。

 

そして、それは、薬物汚染物質、または任意の数の物質を特徴づけています。

 

 

こうした毒素核酸などの重要な細胞成分結合してしまう前に、グルタチオン先に毒素結合することが重要です。

 

グルタチオン-S-トランスフェラーゼは、この反応開始し、GSH仕事終了させます。

 

還元型グルタチオンは、電子供給することによって、陽電荷した侵入者を中和(還元)させます。

 

あなたが気づいていなくても、グルタチオンが、それを非常に優れた仕事として行っているのです。

 

この場合、他で言及されているのと同じように、毒素悪影響からあなたを保護し、守ります。

 

 

しかし、解毒プロセスは完全ではありません。

 

次のステップは、以前の有害物質を更に代謝し、または、細胞体内から毒素除去する形体にすることです。

 

 

グルタチオンは、毒素メルカプタン酸変換するようサポートし、毒素尿として体内から排出されます。

 

この説明が少し複雑な場合は、こう覚えておくとよいでしょう、

 

グルタチオン毒素包み込んで水溶性にする役割を担っており、その結果、体内から毒素排出することができる、と。

 

 

このプロセスの重要性を過小評価しないでください。

 

グルタチオンを含むこの特異的な排出経路は、解毒において、生理学的重要な役割を果たします。

 

それがなければ、おそらくあなたの身体毒素の海に溺れてしまうことでしょう。


訳注:グルタチオン抱合とは、ATP(アデノシン三リン酸)を使用して細胞外へと能動輸送され、排出される一連のプロセスのことです。一旦、細胞外に排出されたグルタチオンは、再び細胞の内側に戻ることはありません。その理由は、細胞膜を浸透しないからであり、細胞の外からグルタチオンを取り込むためのトランスポーターがほとんど存在しないからです。

 

 

グルタチオン産生

 

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グルタチオンタンパク質なので、食事から効果的に摂取するのは非常に難しいです。

 

なぜなら、食べ物として摂取されたタンパク質は、消化器を通してアミノ酸分解されるからです。

 

消化器系は、経口摂取されたグルタチオンを、他のタンパク質と同様に、その基本成分である、グリシンシステイングルタミン酸といったアミノ酸分解します。

 

つまり、グルタチオンをそのままの状態で、直接身体に吸収する方法もないということです。

 

 

では、どのようにして、グルタチオンを得ればよいのでしょうか?

 

実は、既に述べた内因性抗酸化物質が、その答えになります。


あなたの身体が、内因性抗酸化物質、グルタチオン作り出すのです。

 

グルタチオンGSHは、細胞水溶性分画である細胞細胞質で作り出されます。

 

その後、それは細胞他の場所へ、そして、身体全体にも運ばれていきます。


グルタチオン産生は、2つの方法で引き起こされます。

 

 

❶ グルタチオンを作り出す方法:システイン

 

1つめの方法は、システイン関係しています。

 

システインの存在は最もシンプルで、このアミノ酸増加グルタチオンの量増加させることが示されています。

 

システインは、GSHを作り出すために必要な3組グルタミン酸システイングリシン)うち、最低濃度で検出されます。

 

基本的に、システインが現れると、最終的にGSH生産が始まります。

 

これがシステイン、特にN-アセチル-システイン補給することが有効である理由になります。

 

訳注1:N-アセチル-システインは、グルタチオンの前駆体です。

訳注2:米国とは異なり、N-アセチル-システインは、日本では医薬品に該当しますので、栄養補助食品などの食品に配合することはできません。

 

 

❷ グルタチオンを作り出す方法 :細胞シグナル伝達


2つめの方法は、少々複雑です。

 

なぜなら、GSH産生に関与する2つの酵素を産生する遺伝子作動させることを含んでいるからです。


これらのグルタチオン合成遺伝子は、体内フェーズⅡ解毒第Ⅱ相解毒)(Phase II detoxification)の一部になります。

 

条件正常であれば、体内におけるグルタチオン産生量低くなります。

 

あなたの身体それを必要としなければ、あなたの身体はそれを作らないのです。

 

訳注:フィードバック阻害 (feedback inhibition)、 または、フィードバック制御。体内で何らかの物質が生成されるとき、その濃度あるいは密度が高くなると、その生産プロセスをオフにしてしまうよう、予め体内で設定されている機能。

 


しかし、適切な細胞受容体毒素感知すると、スイッチ遺伝子シグナル送信し、GSH産生するプロセスを開始します。

 

これに関する研究によると、これらの遺伝子細胞シグナル伝達経路Nrf2が存在する主要な経路)を介して、遺伝子スイッチオンにすることができることが証明されています。

 


また、他の非毒素分子毒素を持たない分子は、センサートリップさせて、細胞仕組み起動させることができます。

 

これについては、植物から得られる多くの栄養素も含まれます。

 

 

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  • ブロッコリー抽出物
  • ミルクシスルマリアアザミ抽出物シリマリン
  • αリポ酸

 

 

上記の3つの栄養素は、GSH産生刺激する働きを持つことが証明されています。

 

こうしたより安全栄養ストレッサーは、グルタチオンの量を高め、細胞の保護力強化するのと同様細胞シグナル伝達経路を引き起こす可能性があります。

 

 

グルタチオン - 内因性抗酸化物質の健康的な量を維持するために

 

年齢を重なるにつれ、身体GSHをそれほど多く作らず細胞内タンパク質低下します。

 

これにより、細胞酸化物質毒素対抗するのが難しくなります。

 

この重要抗酸化物質健康な量維持するために、私たちは何ができるのでしょうか。


その答え上記研究にあります。

 

αリポ酸他の栄養素には、GSH産生誘発し、GSHの量上昇させる能力があります。

 

また、身体十分システイン供給することも重要です。

 

つまりこれは、アミノ酸欠乏GSH産生遅らせるのではない、ということになります。

 

 

健康的なグルタチオンGSHの量を維持する方法

 

システインの供給

細胞シグナル伝達

 

 

この2つは、特に連携して行われており、健康的GSHの量維持するための最も実行可能な解決策であるということが、研究によって証明されています。

 

 

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参考PDF(原文は英文): Hepasil DTX Increases Both Antioxidant and Detoxification Capacity by Boosting Glutathione and Vitamin C Levels

- Brian Dixon, Adam Dern, Erik Schneider, Toni McKinnon, Tim Wood, John Cuomo, USANA Health Sciences, Inc; 3838 West Parkway Blvd; Salt Lake City, UT 84120

 

 

これは非常重要です。

 

どうか忘れないでください、

これらのグルタチオンGSHの量は、細胞縮小した健康な状態留まるのに役立つということを。

 

 

出典:Ask the Scientists 

askthescientists.com

 

※読みやすい日本語の文章にするために、翻訳に際して許容範囲での捕捉および訳注を付記させていただいております。予めご了承ください。より正確な情報は原文を優先します。原文は上記の英文記事をご参照願います。

※米国と日本では医薬品や栄養製品(食品)に関する法律が異なりますので、米国では栄養素であっても日本では医薬品に該当するものもございます。尚、本記事に記載されているN-アセチル-システインは、日本では医薬品に該当しますので、栄養補助食品などの食品に配合することはできません。

 

 

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