DHAとEPAは、あなたの心臓、骨、関節、皮膚、脳の健康と、心の健康状態をサポートするのに役立ちます。
健康を維持し、食事では補いきれない栄養素を補給するために、どんな魚油サプリメントを選べばよいのでしょうか。
今回の記事では、栄養先進国である米国の事情などを参考にしながら、魚油サプリメントを選ぶための4つのヒントをわかりやすく解説します。
@USANA - THE HEALTHIEST FAMILY ON EARTH
出典・参考記事:”How to Pick Fish Oil Supplements: 4 Things to Know”
栄養補助食品の専門家ではなくても、魚油(魚の油分、フィッシュオイル)とその健康上の利点について、あなたはもしかしたら、何か聞いたことがあるかもしれません。
魚油サプリメントを選ぶ場合、非常に多くの製品が存在しているため、様々な選択肢があります。
このような状況の中で、あなたはご自身にとって最適なサプリメントを、どのような基準で選んでいますでしょうか。
この疑問にお答えするために、今回の記事では、魚油について、少し詳しく見ていきたいと思います。
それでは、ご一緒に、魚油サプリメントの成分をクローズアップしていきましょう。
1. オメガ3脂肪酸とは
魚油サプリメントは、オメガ3脂肪酸を含んでいるので人気があります。
脂肪酸は、細胞膜に必要な脂質を供給することで細胞の健康を維持するはたらきがあり、人体にとって重要な栄養成分です。
細胞膜には身体を守るための保護層としての役割があります。
細胞は生命の基本単位です。細胞膜は、細胞の内外を分ける生体膜であり、細胞外からの分子シグナルを受容する役割などがあります。
細胞は、あなたの健康全般にとって基本的なものであるため、あなたの身体は極めて基本的なレベルでオメガ3脂肪酸を必要としています。
オメガ3脂肪酸は、α-リノレン酸(ALA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、およびエイコサペンタン酸(EPA)で構成されています。
DHAとEPAは、あなたの心臓、骨、関節、皮膚、脳の健康と、心の健康状態をサポートするのに役立ちます。
2. なぜ、魚油サプリメントが必要なのか
人体にとって、魚油サプリメントが必要であるということは、皆さんも既にご承知のことと思います。
今、私たちは、オメガ3脂肪酸がいかに重要であるか、ということに気づいています。
オメガ3脂肪酸が大切だということがわかると、もしかしたら、次のような質問が浮かぶかもしれません、
「いったい、どこで、オメガ3脂肪酸のサプリメントを見つければいいのだろうか」
オメガ3脂肪酸は、サケ 、カタクチイワシ(アンチョビー、カタクチイワシ科の小魚)、カレイ(ハリバット、オヒョウ、ヒラメ魚)、イワシ 、マグロなどの脂性魚に天然の栄養素として含まれています。
それらは、植物油およびナッツ油、亜麻仁油や栄養強化食品 (※1) にも見いだすことができます。
※1:栄養強化食品 (fortified foods) とは、人体に必要な微量栄養素が組み合わされた栄養補助食品などを意味します。
脂の乗った魚、脂性魚を食べることで必須脂肪酸を摂取することはできるかもしれませんが、それは必ずしもオメガ3脂肪酸を得るのに最も経済的かつ効率的な方法と言うことはできません。
健康維持に必要な必須脂肪酸の摂取量を満たすために、いったい、誰が、それだけ多くの魚を購入するお金と時間があるのでしょうか。
つまり、身体に必要な栄養素の摂取量を満たすために、魚をたくさん購入するというのは、あまり現実的な方法であるとは言えない、ということです。
米国心臓協会 (the American Heart Association)、米国農務省(USDA / the U.S. Department of Agriculture) などに所属する多くの栄養士たちは、
オメガ3脂肪酸を摂取することで得られるベネフィット、効能効果を取り入れるために、
定期的に魚を食べたり、魚油サプリメントを食生活に加えることを推奨しました。
そして、ここで、ある疑問が浮かびます。
それは、自分自身の健康のために、どの程度の魚油を摂取すればよいか、という摂取量についての問題です。
3. ベストな魚油サプリメントを選ぼう
もしかしたら、あなたはオメガ3脂肪酸を含んだ魚油サプリメント(フィッシュオイル・サプリメント)のご購入に、ご興味がおありかもしれません。
確かに、当てもなく健康食品販売店に赴いて、サプリメントの商品ボトルを手にすることは誰にでもできます。
しかし、実際にサプリメントを購入するにあたり、購入可能なブランド商品の品質、価格、原料または配合成分について、どのように比較すればよいのでしょうか。
読者の皆様も、もしかしたら、サプリメントの選び方に気を遣っていらっしゃるかもしれません。
なぜなら、サプリメントは身体をサポートするために必要な栄養成分を補給してくれるものだからです。
この件に関して、栄養科学会社であるUSANAの専門家に助言を求めたところ、ベストな魚油サプリメントを選ぶためには、考慮するべきいくつかの必須項目がある、ということがわかりました。
① 蒸留工程
米国USANA本社の製造原料倉庫。原料に記されたラベルを確認するだけでなく、必ず自社検査を行い、合格した原料だけがUSANA製品に使用される。
私たち消費者は皆、汚染物質を含まない純度の高いサプリメント(※2)を求めています。
大抵の場合、昨今、米国市場で流通しているサプリメントは、USP (United States Pharmacopoeia / 米国薬局方)が許容する基準の範囲内で精製されています。
USANAの専門家によると、魚油サプリメントをお選びになる際には、
1. 生産工程における蒸留方法が確立されている製品であること
2. 不純物が入っていない純度の高い製品であること
この2つを考慮して商品をお選びいただき、お買いお求めになるとよいでしょう、ということでした。
※2-1:日本においては、「サプリメント」という用語には行政的な定義はほとんどありません。日本では、一般的に健康食品とは「健康の保持増進に質する食品全般」のことであり、また、サプリメントとは「特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品」であると考えられています。日本では、サプリメントに関する明確な定義がないため、一般の消費者が認識している健康食品やサプリメント(栄養補助食品)は、通常の食品として販売されているものから、菓子や飲料、医薬品と類似した錠剤やカプセルまで、多岐にわたって流通しています。
参考資料:[PDF]多様な健康食品 – 厚生労働省 www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syokuanzen/dl/pamph_healthfood_d.pdf
※2-2:米国では、1994年のクリントン政権時代に、栄養補助食品健康教育法(DSHEA / Dietary Supplement Health and Education Act / ディーシェイ)が可決され、ダイエタリー・サプリメント (Dietary Supplement))という考え方が生まれました。米国では、ダイエタリー・サプリメントを「従来の食品や医薬品とは異なるカテゴリーの食品で、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブなどの成分を含み、通常の食品と紛らわしくない形状(錠剤やカプセルなど)のもの」と定義しています。米国は医療保険制度が日本と異なり、病気に罹ると高額な医療費が必要になります。米国では日頃から健康維持に心掛ける必要があるため、サプリメントが普及するようになりました。
参考資料:FDA – Dietary Supplements https://www.fda.gov/Food/DietarySupplements/
※2-3:日本と米国では、サプリメントに関する主な考え方が異なります。簡単に言ってしまうと、日本では、医薬品と食品の2つの区分しかありませんので、サプリメントは食品に該当します。その一方で、米国では、医薬品、ダイエタリー・サプリメント、食品という3つの区分があり、サプリメントは日常的に摂取しても可能な製品であり、医薬品と食品の中間に位置するものと認識されています。
② 原料
天然水産の深海冷水魚(冷たい水温を好む魚種)を食べることが、身体にオメガ3脂肪酸を取り入れる最良の栄養補給になります。(※3)
※3:天然水産の深海冷水魚は、暖かい水域に生息する魚種よりもゆっくりと成長します。そのため、冷たい環境でも生き残ることができ、長生きする傾向があります。海洋水産資源として観察した場合、天然水産の深海冷水魚を原料とすることは、温水域に生息する魚種を捕獲するよりも、比較的に持続可能な環境保全に貢献し得るのではないかと考えられます。
しかしながら、おそらく、ほとんどの人々が、魚を食べる機会が減っており、オメガ3脂肪酸を充分に摂取することができていないはずです。
なので、魚油サプリメントをご利用になる場合は、原料に注意を払うことが重要です。
あなたがお選びになる魚油サプリメントは、環境的に持続可能でクリーンな水産資源を原料としている製品でしょうか。
こうした観点についても、ぜひ、着目してみるとよいかもしれません。
③ 配合
魚油サプリメントの製造において、完璧な配合とは、どのような比率であるべきでしょうか。
これに関しては、明確なコンセンサス(意見の一致)がないように思われます。
その一方で言えることは、DHAとEPAの両方が含まれる魚油サプリメント製品を選ぶことが重要である、ということです。
実際のところ、DHAとEPAの両方が配合された魚油サプリメントである場合、健康維持を促進する効果が得られることが、多くの科学的研究によって明らかにされています。
④ 有効性
魚油サプリメントに含まれるDHAとEPA の総量が、その製品の効能や有効性を判断するうえでの重要なポイントとなります。
あなたが使用している魚油サプリメントのラベルに記載されてある「栄養成分表示」を、各メーカー毎に比較してみてください。
米国の場合、アメリカ国立衛生研究所 (The National Institutes of Health)では、健康な成人の場合、1日当たり0.65gのDHAとEPAを摂取することを推奨しています。(※4)
さらに、 DHAとEPAを多めに摂取することで、心臓の健康を守る効果があることが証明されています。
※4:日本の場合、オメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸)の食事摂取基準(目安量)は、成人男性:2.0〜2.4g/成人女性:1.6〜2.0g/日
参考資料:厚生労働省[PDF]日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要
4. ユサナのバイオメガ™を提案します
ユサナには、バイオメガ™という魚油サプリメントがあります。
バイオメガ™がどのように測定基準を満たしているかについて、今からご一緒に見ていきましょう。
この高品質の魚油サプリメントは、DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸を摂取できるだけではなく、私たちが求める品質に関するすべてのニーズを満たしています。
それは次のとおりです。
① バイオメガ™の蒸留工程
米国のUSANA本社の工場では、栄養製品の製造工程において不純物を除去するための検査が厳格に行われています。
ユサナのバイオメガ™は、高真空分子蒸留を2回行い、精製されています。
これを、ダブル分子抽出法と言います。
これにより、PCBs(毒性化合物)レベルは、カリフォルニア州法プロポジション65 (※5)に定められている、汚染基準における許容レベルを大幅に下回っており、国際基準を満たしています。
そして、高真空分子蒸留により、水銀などの毒素も完全に取り除かれるため、純度の高いオメガ脂肪酸を抽出できるのです。
※5:プロポジション65 とは、「がん、先天性血管症、その他の生殖危害を引き起こすことが知られている化学薬品リスト」の作成を義務づける、米国カリフォルニア州が定める「1986年安全飲料水および有害物質施行法」による法規制 。California’s Prop. 65 , Proposition 65 / The Safe Drinking Water and Toxic Enforcement Act of 1986)
参考ページ:OEHHA(カリフォルニア州環境保健有害性評価局)https://oehha.ca.gov/proposition-65%20
② バイオメガ™の原料
バイオメガは、海洋生態において持続可能な漁業を実践し、且つ、再生可能な資源を使用している業者から仕入れた、小型で汚染度の少ない魚(イワシ、カタクチイワシ、サバ)を原料としています。
③ バイオメガ™の配合成分
バイオメガは、DHAとEPAの両方が良好な比率で配合されています。
バイオメガの1日の目安量:4カプセルには、純度の高い1050mgのDHAとEPAが含まれています。
ユサナ・バイオメガ ™ (1日の目安量:4カプセル)
DHA(ドコサヘキサエン酸):470mg
EPA (エイコサペンタエン酸):580mg
④ バイオメガ™の有効性
ユサナのバイオメガの有効性については、特筆すべき最も素晴らしい特徴でもあります。
バイオメガの1日の目安量:4カプセルには、1050mgのオメガ3脂肪酸が含まれています。
なので、他のブランドメーカーの魚油サプリメント製品と比較してみても、ユサナ・バイオメガはオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいると言えます。
市販の魚油サプリメントには、オメガ3脂肪酸が300㎎しか含まれていないものも少なくありません。
ユサナ・バイオメガはそれらの製品と比較すると、4倍もの有効性があると言えます。
さらに、コンシュマーラボ (ConsumerLab.com) が独自にテスト、検証した結果、バイオメガの魚油、つまり、EPA、DHA、オメガ3脂肪酸の含有量が、製品ラベルの表示と同じ、または、それ以上であることが確認され、それによりユサナ・バイオメガを優良製品として認定しています。(※6)
※6:コンシュマーラボ (ConsumerLab.com, LLC.) とは、1999年に設立された米国ニューヨーク州の出版社。「独立した検査機関で行われる調査によって最高品質の健康栄養製品を特定すること」を目的とし、米国市場で販売されている健康食品の品質をチェックし、健康食品・栄養素・栄養製品に関する試験の結果を公表している第三者機関。各調査はカスタマーラボから委託された独立した検査機関が担当している。評価する製品はメーカーなどから入手せず、抜き打ちで代理店やカタログ、ネットショップなどから入手し、チェックを行っている。
コンシュマーラボ (ConsumerLab.com) のページではユサナ・バイオメガ™が紹介されています。https://www.consumerlab.com/reviews/fish_oil_supplements_review/omega3/
更にもっと素晴らしいのは、栄養科学会社であるユサナ・ヘルス・サイエンス社は、米国の消費者によってダイレクトセリングのブランドとしてNo.1に選ばれたということです。
(編集注:世界最先端の栄養科学会社であるユサナ・ヘルス・サイエンスは、ダイレクトセリングを採用しています。ダイレクトセリングとは、製造メーカーとお客様を直接つないで商品をお届けする流通のことです。)
詳細は USANA Ranked No. 1 Choice for Consumers をご覧下さい。
・・・ということで、今日は魚油サプリメントの選び方について、ご案内させていただきました。
皆様の真の健康を心よりお祈り致しております。
出典・参考記事:”How to Pick Fish Oil Supplements: 4 Things to Know”
*読みやすい日本語の文章にするために、翻訳に際して許容範囲での捕捉および訳注を付記させていただいております。また、栄養製品における米国版と日本版の処方の違い等により、原文の一部を省略させていただいた箇所がございます。予めご了承ください。本記事のより正確な情報については原文を優先します。原文は上記の出典記事をご覧ください。
*ユサナは、最高品質の製品を製造し、その内容成分量を保証しています。ご自身やご家族の皆様に正規品をご利用いただくため、ユサナ製品は、ユサナアソシエイトまたはUSANA.com からご購入いただきますよう、お願い申し上げます。
*本品は、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
*この文章は食品医薬品局(FDA)の評価を受けておりません。この製品は疾病の診断、治療、治癒、予防を目的としたものではありません。
米国本社のUSANA Health Sciences. Inc. が米国で提供している栄養製品 と、日本のユサナ・ヘルス・サイエンス・ジャパン合同会社が提供している栄養製品では、配合成分が異なります。その主な理由は、各国間によって薬事法や医薬品基準等が異なるためです。 日本国内で販売している栄養製品も、米国本社が販売している製品と同様 に、米国の医薬品GMP基準を順守し、且つ、米国食品医薬品局(FDA: Food and Drug Administration) に「医薬品製造施設」として認定された米国本社の自社工場で製品を生産しています。 本記事は、米国本社の情報を翻訳しつつ、日本の読者の皆様に向けて加筆・編集しています。尚、記事の掲載内容については、ユサナ・ヘルス・サイエンス・ジャパン合同会社 (USANA Health Sciences Japan LLC )に確認をいただいております。